2012年05月05日

長女くんの接客談 / グルーミング

長女くんが嬉しそうに「あ、お母さん!Sさんが来てくれたよ!」と言う。

Sさんというのは私のクライアントさんなのだけど、何年も前、長女くんが立川支店の店長をやっている際に一緒に買い物に行ったことがあった。

その時以来、少し年齢が近いうちの長女くんのことを凄く気に入って下さり、ちょいちょい服を買いに来て下さるとのこと。

あれから何年か経つうちに、長女くんは横浜支店の店長さんやって、今年に入ってからは新宿支店に移った。

横浜の頃はSさんの御親戚が近隣にお住まいだと言う理由で従妹さんとお誘い合わせの上で立ち寄って下さり、新宿へ移動した後は、私のセッションに来た帰りにちょくちょくお立ち寄り下さっているとのこと。

そう言えば、また結婚式に出席するから新しいドレスを買うって言ってたもんねーと長女くんに返答すると、楽しい買い物の様子を話してくれた。

彼女に店での様子を聴くと面白いエピソードが多いのだけど、このときも爆笑しながら聴いていた。

Sさんがお越しになって長女くんのアドバイスを元に服を選んでいたところ、これまた長女くんを懇意にして下さっているチャイニーズのお客様も同時にいらしていたので、長女くんとSさんとの間にちょいちょい割り込んで来ると言う話。

別に中国の方が皆さんそうではないのだろうけど、その方は諸二人の間に割り込んで来て「黒!ベージュ!どっち!?」と怒鳴りつけるような疑問文を投げかけて来るのだと言う。そりゃもう、もろ、話の途中に割り込んで来て。

別に怒っているわけではないのだけど単にそういう口調と表情で「どっち?!どっち?!」と怒鳴るように訊く方らしい。いつものことだそうだが、特に他のお客様と対している時だと、その割り込み方が激しくなるとのこと。

で、その時は順番的にSさんの方が早く接客していたので他の店員にその女性のおもてなしを依頼したそうなのだが、どうしても、どうしても、どう他の店員に案内させても、ちょいとした隙にその女性がみーちゃんのところへ戻って来てしまうらしい。身体の前に服を合わせて「ピンク!白!黒!どれぇいっ?!」と。

「長い付き合いなんで悪い人じゃないと分かっているんだけど・・・。」と言いつつ話すのを聴いていてゲラゲラ笑い転げていた。

「笑いごとじゃないんだよ。何とかSさんの大切な日のコーディネイトを三着決めてやっとレジに行って、Sさんと向かい合って話してるのに、またその人やって来て・・・、Sさんのお会計しているのにそこに自分の商品をボン!と置いて来てまた何か叫んでるの。で、Sさんは遠慮して横にどいてくれてちょこんと待っていて下さって・・・ほんとに申し訳ないことしちゃった。」

その人のこと依頼した店員さんは何やってたの?とこれまた笑い転げながら訊いたところ、今度はその子の真似をし始めたらしく、長女くんの肩幅がきゅっと小さく寄せられて、両眉を下げた別人の表情になる。「『あの、すみません。力不足で・・・私にはあの人無理です。怖い。』って言うんだよ。強気で行けって言ったのに・・・。」。

そういうこと言うと、今度は内気なお客様に向かって強気な態度で接客し出すというのも聴いて、さらにうけまくっていた。

それはともかくSさんのお買いものが無事に終了したのと「会えて良かった。お買い上げ下さっているのにいつも『ありがとうございます!』って言ってくれるのよね。本当に嬉しそうに着てくれるの。」という長女くん談を聴いていて、私も嬉しくなっていた。

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カウンセリングの合間に例によって夫が「コーヒー一つ。」と入って来るので「だから!ここ喫茶店じゃないってば!」と、これまた恒例のように怒るのだが。

そのコーヒーを入れている最中に背後で「何だ?!いつも思うけど、それは何なんだ!」と叫んでいる。

うっさいなー、もう・・・と、これまたいつものごとく振り向く。ほんと、この人一人居ると物凄く騒がしいんだわ。

視線の先には白ちゃんが存在するだけなので、「何?」と訊いてみたのだが。

「何か、よくああいうことやってるじゃないか?何やってんだろうな?!ほっんと変なやつだな!」

・・・・・・・・・・。ああ、グルーミングのことか。

まずは自分の手首あたりを丁寧に舐めてその濡れた手で顔や耳などを丹念に拭いている。右、左、右。

で、背中、お腹、四本の足の爪の間などなど。(途中で脳殺ポーズあり。)

猫のお風呂だよ。

「ええっ?そんな風呂があるのか?馬鹿な。汚ないな!」

だから。自浄作用とか殺菌作用もあるんだよ。

安全なところで安心した精神状態なときほど丁寧に出来るから毛並みがピカピカになるんだよ。

観ていると、食後に忘れちゃうことがあるらしくて、途中で「はっ!」と気がついたようにやりだしている。

ほんとに綺麗好きなんだよね。

「そんな馬鹿な!」

馬鹿な、馬鹿なばかり言っているけどね、以前、白ちゃんが誤って自分の爪を私の顔にひっかけちゃったとき、悪いと思ったんだろうねえ。一日中、隙あらば駆け寄って来て舐めに来てたことがあるんだよ。ほんとに暇さえあれば無理やり舐めに来るので、メイクも落ちちゃって、あれは困った。

「止めて!もう分かったから!大丈夫だから!」といくら言っても「ごめんにゃん。ほんとにごめんにゃん。ぺろぺろぺろ・・・。」ってやられたんだけど、その出血していた傷が一日で治っちゃったんだよ。

「な、なんて恐ろしい。汚ないじゃないか。」

汚なくないってば!酔っぱらって風呂に入らない日のあんたの方がよっぽど汚ない!

そう言いつつ私がヨーグルトを食べていると、白ちゃんが私のスプーンを持っている方の手首にパシッ!と手をかけた。

あ、欲しいのね。と言って一緒にヨーグルトを食べている様を夫は青ざめて見ていた。

「かおちゃんさあ・・・。以前、俺がハブラシを間違って使ったら激怒して閻魔大王に豹変してたよね?」

うん、あれは汚ない。← きっぱり。

夫は、何やら打ちひしがれて去って行った。

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今日もありがとうございました。

良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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