2008年06月29日

徒労

カウンセリングが一件キャンセルになった。

ありがたきは、間では無くて今日最後の人だったこと。

あれこれその人のことを考えたり、前の方のことから切り換えたりと、結構忙しく準備しているので、昔からキャンセルはずっこける。ガッカリする。

が、最近は、ちと違う。

脱力感をいつまでもぐずぐず味わうという選択もあるのだけど、仕事の他にもやりたいことが山ほどあるので、とっとと切り換えて、いざ、近所のスーパーへ。

2〜3日前から気になって気になって仕方なかったのだ。

お義母さんがラッキョウを漬けていたので、じゃ、私は梅酒でもつけるか!と思ってはや数日経ってしまったが、それがやっと今日実行出来る。

昨年の今ごろは、まりちゃんが他界してしまってそれどころじゃなかったんだよなあ。もう一年か。

そろそろまた来年のために漬けよう。そして、お墓にも少し持って行こう。

そう言えば今日は日曜日だった。何時の間にか夫が来てヘタ取りやら水分を拭き取るのを手伝ってくれた。

一般の半量くらいの氷砂糖を入れて、あっという間に終わり。

で、全てを片付けて去ろうとした時のこと。

数日前にお義母さんが大量のラッキョウを浸けた瓶に目が行ったのだが、何と、ありんこがいっぱい入っているー!蓋は閉まっているのに!

自分で漬けたものではないとは言え、何と悔しいことか。

思わず、お義母さん!これ見てー!悔しいっす!と叫んでしまった。

お義母さんは、一瞬「うごっ」と不穏な声を発したが、次の瞬間、それをどわーっとベランダ方向に持って走られた。す、凄い素早さ。

まだ瓶の周りを這っているありんこを落としに行ったのだろう。

しかし、その途中で何故だかお義父さんの顔面に「これ!ほれ!」とそれを押し付けていたのは謎の行動だ。やはりこの大惨事を誰かと分かち合いたかったのだろう。が、嫁の前では取り乱すもんかってな感じで。

戻って来たあと、「なんもない!」と言うので「へ?」と訊き返したところ、「何も起こっとへん!」とのこと。

う、うん。そうですね。何も無かった!そうそう、何も無かった。そう言えば、そろそろラッキョウの季節だから買って来ましょうか。(汗)

そのとき、さっきまで降り続けていた雨が止んで晴れ間がさした。

お義母さんは、まるでバネ仕掛けのように自転車でスーパーへすっ飛んで行った。

徒労とは、どの場合も人をガッカリさせるものだとばかり思っていたが、人柄によっては余計に目的に向けて燃え上がるものかも。(笑)見習お。
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2008年05月24日

ヒーローたちのハードル

人間の無意識の中に心の安定をはかろうとする機能がある。

そのうちの一つに”忘れる”という機能がある。心理学で言うと抑圧と呼ばれるものの一つにあたる。

何もかも、全てを覚えていると、本人的には死にそうに感じるくらい辛いので、忘れることで心の傷をなかったことにしている。

皆が無意識にやっているこの機能だけど、幼い頃に、極端に恐ろしい体験をすると、大人になってからも、ごく短いスパンで記憶を消してしまう。

もっと進むと、自分の記憶を改ざんしてしまう人すらいる。

自分の中で都合の良いストーリーにし立てるために、全く違うストーリーを作ってしまうのだ。

時々カウンセリングでこの手のタイプの人にあたると、私にとって非常に難しく感じる。

成長とは積み重ねの連続なので、全てを忘れてしまうということは、先週まで積み上げて来たことが全て無かったことになってしまうから。

特に自分が成し遂げたというストーリーについてはものの見事になかったことになっているので、そこに残るのは、本人的には「駄目な自分」や「出来ない自分」に見えるのだ。

けれども、これ、ここまで極端ではなくとも、私たちもごく普通にやっている。

辛い情報だけを集めたり、眉間に皺を寄せているのが常だったり。都合の良いように受け止めたり、あるいは、その代わりに、それに基づく言い訳ばかりが得意になってしまったり。

生きることの修行は、言い訳の上級者になることだろうか?

もちろん、それは違うだろう。

けれども、そんな中で出来ない自分を受け止めたり、現実を直視するのはとっても難しい。誰しも自尊心があるから。

だからこそなのだ。

現実を直視して進もうとする人は、ヒーローだと。

メルマガの方でも書いたけれど、それは容易いことじゃない。

シングルマザーが子育てをしつつ、仕事をして、帰って来てからまた子供の相手をする。

治らないとされている病名を告知された人が、少しでも良くなろうと努力する。

失恋のあとの恋。

失業後の再就職。

心理学の勉強。

人それぞれさまざまだけど、彼女たち、彼らは、ヒーローなのだと。

現実を生きるために何かに取り組む勇気を持てる、世間一般的には”普通の人”と呼ばれている人でもある。

彼女たちこそがリアルなヒーローだ。

何か一つ。何か一つだけで良い。何かをあきらめないという奇跡と軌跡。


そんな意味で、私は今日も沢山のヒーローやヒロインにお会いするドキドキの1日だった。

そして、まだ自分自身の勇敢さに気がついていないヒーローたちに願う。

忘れないで。お願いだから忘れないで。積み重ねて来たことを。成して来たことを。そこも見て!と。
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2008年04月12日

生き物に習う

かつて下のお婆ちゃんのテリトリーにいた金魚。

金魚鉢にヒビが入ったことがきっかけで厳寒の外に出されていた。(それでも丈夫だから大丈夫らしいのだけど。)

甘々の私が二階へ引き取って初めは自分の部屋に水槽を設置していたのだが。

この巨大な金魚、非常ーーにうるさかった。ばっしゃん、ばっしゃん、ざっ!ざっ!と謎の音を立てる。

「そうだよ。そいつってうるさいんだよ。」という次女の言葉を聞いてから、今度は二階の廊下に出した。

その場所で何とか落ち付いていたようだ。

しかし、まだまだ寒いので、いつ見ても水中でじーーーーっと息を潜めている様子だった。

時々死んでるんじゃないの?とさえ思い、こんこん!と叩けば「ナンダヨ!ウルサイナ!」と暴れてはまたじーーっとしていた。

が、昨日あたりから、水槽の中をゆうゆうと泳いでいるのを見て感激。

春真っ只中で、水温もあたたかーく揺るんだせいか。

餌を入れつつ「良かったねー。」なんて小声で話しかける。「なんか、泳いでいた方が魚らしいよね。」。

でも、多分、おそらくは、金魚君はありのままに生きている。らしいも何も、我々が自分を金魚と呼んでいることすら知らないだろう。

ゆうゆうと泳いでる。
posted by かおる at 12:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

少々面倒なこと / 受け取り力 / 旅するソープ

日々生活していると、人は何時の間にか他者のエネルギーをくっつけて過ごすことがある。

それがネガなエネルギーだと非常に重苦しい。

カウンセリングやヒーリングに取り組むというのは、そのエネルギーがはずれるということでもあるので・・・、よくセッション中にピシ!パシ!という音がしたりして。

そういったエネルギーは、飛ばし手が無意識なだけにやっかい。結構しつこく、追い払ってもまた巻き付こうとする。
これだから、自分のことを一生懸命やらない人って嫌い。人のことばかり考えたり、人のせいにばかりしている暇があるから飛ばしてしまうのだ。


のだけど、セッションその後の依頼人は、もはや成長or変容を遂げてオーラのブロック力も高くなっている。よって、これまでのようにはくっつけない。

ある日、ある人をヒーリングをしている最中に気付いたのは、「あ、これ、Aちゃんのだ。」ということ。ごく稀に知り合いのエネルギーだったりする。
ので、心の中で、「止めてね。見苦しいよ。」と 脅迫 お願いしたところ、簡単にはずれた。良かったよ、たまたま根は良い人で。

そして、その後のセッションは初めての人だったので、もちろん私の知らない人のエネルギー。

が、ラップ音のような音の他にボディソニックというのか地響きというのか、ドーン・・・ドーン・・・と響いている。強くて暗ーーい力。

なんか、やばそう・・と思ったのだけど、これも大丈夫。

私だけが頑張らなくても、目の前の人に跳ね除ける力があるから。

****************

海外から訪れてくれたその人は、美しい人だった。

辛いエピソードだと言うのに、どう聴いても希望に満ち溢れていた。

変ったのだ。取り戻し、元に戻り、さらに変った。

色んな人生があるけれど、どんな体験をしても、その意味を受け取る能力がある人は強い。

色々なことにご機嫌にお祝いした日だった。

****************

とある国のショップから、ローズマリーの手作りソープを取り寄せていた。

丁度それが無くなったのが昨晩。

しまったなあ〜と思ったのだ。

遠い国だから、取り寄せるのにどうしても日数がかかるわけで。

が、偶然にも、本日訪れた彼女のバッグから、「おみやげです。」って出してくれたものを見てビックリ。

ローズマリーが入っているソープだ!彼女の手作りだそうだ!今まで人に言ったこともなかったのに凄い偶然。とっても嬉しかった。

ちなみに、よくよく訊いて見ると、私が注文していたショップと彼女の住んでいた場所が近かったとのこと。

すぐに使わずに、枕元に置いて寝よ。凄く良い香り♪
posted by かおる at 07:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

PMS〜 / 偏見

身近な人が体調を崩すと、それをトレースして自分も痛いだの怠いだのってのが、一時的に出るのだけど、トレースしてしまえばこっちのもの!って法則がある。

自分を良くして共にあがる!というシンプルな方法。

が、今回は少々てこずっている。多分私がPMSに突入しているのでパワー不足なのね。

普段、効くときには劇的に効くのがレイキなだけに、かんばしくないと、以前なら「あれ?!」と疑ってしまう瞬間すらあった。

でも、今は慌てない。全ては時が解決する。しかもそう長くはかからない。

ポイントは自分に分配された分の不調を取ること。はよ寝よ。

*****************

夜、自転車で、自宅へのカーブを思いきり曲がったら、何やら、とっぽい姿の若い女の子と男の子がポケットに手を突っ込み、私んちを覗いている。

不気味である。

うちの娘たちの友人とも思えない井手達なので、一瞬、何か悪さをしようとしているのか?と思ってしまった。

例えば、年寄りだけの家を襲うとか。

門のところに立ち塞がっている二人に向かって、自転車で挽かんばかりに接近するや否や「はい、どいて、どいて。」と声をかけると、二人で「うわああああ!」と叫んでいる。

何か用?

と、訊いたところ、眉毛の無い男の子の第一声が

「あのう、犬、飼ってますか?」だったのでずっこけそうになった。

か、飼ってませんけど、どうして?

「今、ここから柴犬が飛び込んで行ったんですよ。お宅のわんちゃんなら良いんですけど・・・、そうじゃなかったら噛まれないように気をつけてって教えてあげようかな?って迷っていて・・・。」

それで、玄関のチャイムを押そうとしたり、手を引っ込めたり繰り返していたのか。

そして、我が家の奥、自転車置き場のところで、私らの様子をきょとん!と見ている柴犬発見。どうやら隣の犬のようだ。

二人に大丈夫だよ〜、ありがとう〜とお礼を言うと、「あは。いえいえー。」と去って行ってしまった。

・・・・・。良い子たちじゃないっすか。あれ、ぜーーったい悪い子たちじゃないよ。駄目じゃない、決め付けて。

若い頃の自分も相当だったくせに、こんなふうに外見で決め付ける自分を発見するとほんとに恥ずかしいわ。

その後、柴犬は隣の家への垣根を飛び越えて行った。←そうそう、どう見ても隣の犬。おそらくは私をからかいに時々やって来る。
posted by かおる at 07:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

どうでもよくなる月2回

一晩中、ポータブルトイレに降りるときの介助をしていたお爺さんが、朝、元気に廊下を歩いていた。

愕然となり自分が腰痛だということに気がつく。やられた。

たまにしか病院へ行かないと、知らないもんだから「できない。」と言われると、そうかぁ〜、出来ないのかぁ〜と信じてしまう悲劇。

「ふっふっふっ。」

ふっふっふっじゃないよ。

でも、笑顔だから、まあ良いか。


仕事をあがったあとで、ふぬけ顔で煙草を吸っていると、助手さんに「今日もカウンセリングあるんですか?」と訊かれるのだが。

夜勤明けは、余計に頭がおかしい人になるのでやらないことにしたんですよ〜と答える。

笑われる。

「それじゃあ、夜勤入りの日はやって来るんですか?」

それをやると、今度は疲れ果て、病院の方で頭がおかしい人になっちゃうのでやらないんですよ〜。

これも笑われる。

「どれくらいから、おかしい人になるんですか?」

実はいつもおかしいんですよ〜。

爆笑される。もう帰ろう。



帰り際に「かおるさんも人間ですもんねー。」と言われ、そうなんですよーと答えたのだが。

玄関に辿り付く寸前に散歩中の見知らぬマルチーズに駆け寄られる。

確か私は人間だったと思うのだが。

飼い主のおばさんが「これ!」と引っ張っているのだが、綱をびんびんに引っ張って、もはや立ち上がっている。
犬なのに顔が笑っている。困った。

しかも、私の回りをぐるぐると回ってくれたおかげで綱が巻き付き、直立不動のボンレスハムになってしまった。←夜勤明けなので力尽きて無抵抗。

それでも、喜び勇んでまとわりついて来るので、ハム状態の不自由な姿で抱き上げた。

飼い主さん曰く「知り合いですか?」。

誰と?

「この子と。」

飼い主の言葉か、そり。


「では、犬?」

誰が?


答えを聴くのが恐ろしかったので、さっさと立ち去ることにした。

綱が巻きついた方向とは素早く逆回転して逃れたところ、ぐるぐると眩暈が。

すると、家に入って行く私に向かって非常に犬が激怒しているようだ。わわわわわんっ!ひどいじゃないのようっ!と。

月に2回の夜勤明け。

この日ばかりは、自分の尊厳が守れてない気がする。
posted by かおる at 11:24| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月18日

鼻毛切りか

いやあ、春ですね。

今日はノーセッションで夜勤前に洗濯機ゴーゴー回し中。

たまに家に居ると物売りから家電かかって来ます。

おそらくは普段お婆ちゃんが対処しているのでしょうけど、私が居ると間違いなく二階に回って来ます。おまえが断れ!ということでしょう。家でも悪役かい。

成人式の着物は「あー、ごめんなさいねえ。もう決まっちゃったのよねえ。」で終るのだけど、今日笑ってしまったのは、鼻毛切りを売ろうしている人に遭遇したからなのだった。

あなた、私に鼻毛切りを売ろうとしているのですか。

電話でどうやって鼻毛切りの素晴らしさを説明するのか?と思いきや、上手に喋っていた。

しかし、同情してはいけない。

鼻毛切りは要りません。

「でも、耳毛も切れますよ。」

耳毛?!

入院しているお爺ちゃんやお婆ちゃんによく見かける耳毛?

(あれって私思うに、潜在的に人の話しを聴かない!と決めた人に生えるのではなかろうか。)

という私の独白に近い独り言に「え?そうなんですか?」と敏感に返事をしている物売り。

ええ、だって、都合の良いことだけ聞えるじゃん?あとは使わないと退化&閉鎖に向かって行くのでせう、きっと。

「僕、生えてます!」

あー、ほらほら。モノを売ることに必死で相手の話し聴かない生活しているからだよ。
ん?!でも、待てよ。そう言えば、私も選択的にしか人の話聴いていないわ。
仕事以外での話しを聴く許容量、極めて狭いもんな。
おそらくは仕事中、神経症的に人の話しを傾聴する反動だと思う。

昨日も、飲んでるときに「俺、死にたい。」という男が居た。

私の職業がカウンセラーだと聞いたからこそ言っているのだけど、あいにくプライベートタイムでビール飲んでる故に「何言ってんだよ。」という応答になる。

ということは、根本に「自ら命を絶つなんて大馬鹿野郎だ!」という価値観があるってことで。

例え、これが仕事中に聴いた話しだったとしても、根本にそれがあるので長ーいプロセスを辿って傾聴していたとしても、結局は死なない方向に軌道修正させているということは間違いない。何と乱暴な。

それはともかく、耳毛が気になったので電話中に「おーい!次女くん!」と呼び付けて「お母さんの耳見て!毛ー、生えてない?」と質問する。

で、「生えてないってさ!やっぱり要らんわ!」と答えたところ、何故だか、先方がシーンとなって、ぶぶっ!と吹き出したあと、延々と笑っている。
ここまでの経過を全部喋っていたのね、私。

「もう良いです。いやあ、面白かった。僕も花見でも行こうかな。」

えええ?ここまでで、花見の話なんてしてないでしょう?!(どうでも良いけど。)

「そうなんです。こんなんだから僕、耳毛が生えているんです。」

まあ、どこの誰かは知らねどお元気で。お花見して春風の音を聴いてください。ってか、何の花を見るんだ。まだ咲いてないだろ。

思わぬことで長電話使ってしまったが、それ夜勤の支度だ。

春風の音が皆さんに聞えますように。
陽射しが皆さんの肌を温めますように。
その視覚には、光りいっぱいの景色と色とりどりの花が浮かびますように。
そして春の香りに包まれますように。
posted by かおる at 12:44| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月17日

お馬鹿

先日、世界のお馬鹿映像大集合という番組を録画していたのだが、これが非常におかしい。

元気があればカヌーで崖が下れる。←思い切り地面で水なし。

元気があれば全身燃えながら泳げる。

元気があれば急斜面を自転車で降りられる。

元気があれば火のついた手で空手チョップが出来る。

元気があれば・・・・・・・・。

こうして冷静に見ていれば思う。元気なんて無くて良いのではないか。

と以下延々と馬鹿デミーは続くのだが、動物部門のお馬鹿さんまで紹介されていた。
誇らしげに胸を叩きながら水に落下していくゴリラとか。

その中で、お馬鹿映像は楽天的なアメリカが多いだとか、炎モノが多いだとかいう評価あった。

普通、炎が燃えあがると「わっ」とよけるのだけど、お馬鹿だと炎に向かって行ってしまうとか。生物としての本能はどこへ行ってしまったのか。

そして、究極のポジティブ思考=馬鹿 という結論に達しているのには激しく納得。

私にとってはもうそりゃ逆説の天使のような存在で。
周りにそういう人多いかも知れない。実に色んな面白さを醸し出している。

いじめられているときにニッコリ笑ってバリバリ働くOLの友達とか。

「あー!疲れた!今日は休みだから絶対寝る。」と言っていたのに美容室へ行ってガラッとイメチェンして来る娘とか。

こうした方が良いよ!というときに、全く真逆の言動を取る我が夫のようなもの。

でも、それは悪運との縁を切る行為に通じているような。

(悪運とか邪気って因果的で割りと論理的なのだ。悪く言えば執念深くてねちねちしている。よって、打ち崩しやすい。)

というようなことを言ったところ、「花粉症の時期にカラーコンタクトをつけて出かけるあなたもさすが妻。」というありがたい言葉を賜った。←しかも、つけてもほとんど変らないカラコン。

連れのお友達とはダイエット中に二人で銀座でフルコース。しかもデザートダブルで。

うん、楽しかったよ。問題なし。

目は楽だったし、友人の腕が細くなって来ているのをしかと見た。

余談だけど、インテルのCMでお侍になってしまうバレエリーナさん、可愛い。

てっきり絶望的だと思っていたのに「さむはい!さむはい!」と盛り上げられているうちに「ありゃ?良いことなの?」と段々笑顔になって行く様とか。

ああいうの、よくカウンセリング中に起こる。

人間界とは、実に自由な世界だ。(違)
posted by かおる at 12:12| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

仕事始め / あたりまえじゃない / 勘違い野郎 / 恒例の

そして仕事始め。

「どこ行くの?」への問いに、ちょっと仕事ですと答えると「えー?もう?偉いねぇ。」と言われるのだが。

偉いのは正月から自分自身に取り組んでいらっしゃる方々であって、私はそれに応えているだけで。

そんな方々とお会いしたり話を聴いたり喋ったりしていると絶妙なタイミングでほんとに何かが起こる。

今日も逆説の天使が私の耳元で囁いてくれた。

「今だよ。伝えるなら今だよ。」と。

*******************

親という生き物は時々思いあがる。

その思いあがりが支配を生み出す。

けれども、子供が朝起きて来るとか、夜帰って来るとか、そんな些細なことに感謝が出来るようになったとき、それは既に些細なことではないと気がついた。

*******************

時々、親しさと無礼さをはき違えている人に遭遇することがある。

自分的に少し親しくなったと感じたり、相手を知っているという思い込みを持った途端、汚い言葉を使い出す人とか、「女のくせに。」とか古語を言い出す人。

普段はいくら綺麗ごとを言っていても、無意識下で思っているのでその「女のくせに」が飛び出すのだ。

そういう人間は女をなめているが、同じに恐れている。そして甘えている。

そんな話が女同士の間で出ると、よく「夫婦だったらまだ分かるけどね。」という女の人もいるが、うちの場合、夫婦と言えども互いにそんなこたぁ〜しないのでまったくもって理解不可能だ。

*****************

夜、せっかく集結しているので皆で近所のファミレスへ。

だいたい毎年寿司屋かこのファミレスなんだけど、昨日は皆潰れてしまったので今夜と相成った。仕事終わるまで待っててくれてありがとう。

げらげら笑いつつ食べている皆の間にまりちゃんのエネルギーを感じる。
posted by かおる at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

ていたらく / オーダーメイド / 大きな男の・・・

毎日のようにヒーリングにいらして下さる方が、だいたい1週間ごとくらいにスケジュールの希望をまとめて出して下さるのだが、度々予定が入れ難い日がある。

「うーん。じゃあ、朝の10時はどう?」

いいですよ!←元気よく答えるのだけど顔がひきつっている。(それでも社会人か。)

10月半ばから事務所が近くなったと言うのに、平均的な面談のスタートが12時というこのていたらく。

「無理なのね。」

いーえ!無理じゃないですよ!10時でお請けします!

「いや、無理だよ。あんた。」←きっぱり。

・・・・・・・・・・・・・。いいえ。10時で結構。甘やかさないで下さい。(しかもカウンセラーを。)

というわけで一旦10時でお請けしたというのに、前日になってわざわざ「やっぱり夜の1番最後で良いよ。」というメールを下さった。

「かおるちゃんは夜中も電話とかメールとかやっているから大変でしょ?」

それを聴いて、よよよよ・・・と感動してしまった。

・・・・・・・・・が、安心感のあまり、翌日寝坊した。

やっぱり、ていたらく。だから、甘やかさないでって言ったのに。←人のせいかい。

とにもかくも、日々赦されているということを感じる。

そんでも予約下さるか。このていたらくに。


今日なんぞは、先日の友達が来るなり「はい。」と煙草をくれたので、髪の毛が逆立つほどビックリした。(ほんとに立ってたでしょ?)

ああ、赦されている。愛されている。


でも。

あんまり調子に乗るなよ。>私。

***************

12月という月は、オーダーメイドブレスやネックレスが多い月でもあった。

どれくらい多かったかというと、忘年会と同じ数。(・・・・・・。なんか、やっぱていたらくのような気がする。)

私がクリスタルヒーラーになったのは、もちろんレイキの延長もあるのだけど、パワーストーンのアクセサリーを作るのが好きだったってのもある。

ので、丹田を落としてオーダーメイド物を作っている時間は、短くともぐっと心が落ち着いてセンタリングしている時間でもある。

石も人間も、さまざまな個性を持つエネルギー体だというのは言わずもがななのだけど、その石特有の、あるいは、その人特有のエネルギーの磁場みたいなものが存在するというのが実に面白いところ。

誰がその場に居るかによってその場所のエネルギーの質ががらりと変ってしまうというのもそのせいで。

とにかく、その人に合うものを組み合わせてサポートしてくれる一品を作るというのは私にとって非常に楽しい趣味でもある。

オーダーメイドの構えとしては、例え物作りと言えどもカウンセリングに似ている。その人に合う色と形を編み出すのだ。

また、もちろん遠隔ヒーリングも良いけれど、レイキをこめたブレスは、レイキを感じられない人にも視覚的に見て貰える。そして、継続して波動が出続ける。

ところで、得意なのは邪気払い専門ブレス。

うちのショップは、私の他にももう一人、レイキヒーラーのアクセサリー作家が居る。

で、そのショーケースを覗いていて先のヒーリングを受けに来てくれる彼女が言うのだ。

「繊細で可愛らしくて優しいのがエステティシャンの子が作ったやつで、なんか、こうグワッ!と強いやつがかおるちゃんのやつね。」

・・・・・・・・・・・・・・。

そうそう。彼女はネットに写真でアップしてあるやつも、実際に事務所に飾っているショーケースのものも、全て私の作品を識別してしまう。

が、先ごろ、またオーダーメイドをいただいたので、久しぶりに邪気払いだの浄化だのと強いものではなくて、ヒーリングブレスを作ることと相成った。

楽しみだわ〜♪私だって悪霊やら邪気やらにあっち行きやがれ!って叫んだりガン飛ばしたりするようなものばかり作っているわけではないのよ。
うーんと優しくて可愛らしいの作るからね♪

素材はピーチアべンチュリンとオブシディアンオパールとローズクォーツ。ああ、なんて、優しくて可愛い色合いなんでしょう。

ということで、暇を見て編み上げて行ったのだが・・・。

出来あがったよ。

しかし・・・・・。疑問。

何故にこんな可愛い色で優しいエネルギーの石ばかりなのに!何故に出来あがりの雰囲気がこんなに強固な感じなの!?

素材のおかげで多少女性らしくはあるが、やっぱりこりは邪気払い&浄化用のようだ。

まあ、仕方ないか。

使ってね。

***************

夫が帰って来るなり「かおちゃん、大変だよ。」。

何が?

「大きな男のための紳士服屋があるんだよ。石ちゃんがCMしているやつ。」

・・・・・・・・・・・・・。そんなの、大分前からあるよ。でも、最近は昔と違って既製のやつでもあなたにも合う大きいのが結構あるでしょ?

「そか!でも、嬉しかったから買っちゃったよ!」

何買ったの?

「うん、ネクタイ買った。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

もちろん、普通のサイズのネクタイだった。
posted by かおる at 02:42| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

夫婦喧嘩

休日の午後、外でお昼を摂って来たら、朝もはよからバイトに行って来て帰って来た次女と遭遇。

「よ!お母さんも今帰り?」

うん。お父さんと一緒にお昼食べて来た。で、今から仕事。

「あいかわらず仲良いよね。」

思わず、「僕、店員じゃありません。」と言われたキムタクのようにドォーーンッッ!とビックリしてしまった。

だって、先日、友人のAちゃんが泊りに来たときなんて、夫と私のやり取りが、どう聴いても喧嘩しているように感じられたらしくて、Aちゃん、泣いてしまったくらいなのだから。

「ああ、あの人なら無理もない。凄く可愛い人だもんね。我が家があまりに強めでビックリしたんだよ、きっと。」

・・・・・・。いや、あの方、ああ見えて、夫婦喧嘩の際には旦那さんの胸に正面から蹴りを入れるそうだ。

今度は次女君がドォー―ンッ!
「か、からだ柔らかいね。いや、っていうか信じられない。あんなに可愛いのに。」

うん、さすがに私も夫に蹴りを入れたことはまだ無い。

「届かないもんね。」

ドォーーンッ・・・!

いや、そういうことではなくて、他人様の夫婦や親兄弟が喧嘩しているところは人が見ると「あわわわわっ」となるものだが、案外当人たちにとってはたいしたことはないのだった。

と思いつつも、姉妹喧嘩が聞えると「あの調子ではどっちか死ぬんじゃないのか?」と心配になるおいらだった。
posted by かおる at 07:00| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

ローズヒップ

お義弟さんのことを、うちの娘たちは「K兄(にぃー)!」と呼ぶ。

自分らの父親と非常によく似ている。でも、また違った優しさのオーラがある彼を、そしてその伴侶を小さな頃から慕って大きくなったのがうちの娘たちだった。

子供が出来なかった彼ら夫妻は本当によくうちの娘たちを可愛がってくれた。

彼の奥さんが癌で亡くなってはや4ヶ月。長いようなあっという間だったような。

お盆にうちに遊びに来てくれたとき、彼の隣に彼女が居ないことが凄く寂しかった。

奥さんの死後もこれまでと変わらず仕事をしている彼だけど、一人のおうちに帰るのはさぞや寂しいだろうと思う。

「お宅ら夫婦はどこへ行っていたの?」と言うお義弟さんに、うちの夫が「うちのやつがローズヒップジャムを探すって言うんで出かけて来たんだ。」と答えるや否や「おお!ローズヒップティーね!うちのやつも好きだったんだ!」と言う。

「ティーじゃなくて、うちのやつが欲しがってるのはジャムなんだ。」

「ローズヒップティーならうちのやつのが沢山残っているから今度持って来てやるよ!」

↑だいぶん出来あがっていた。


そして、先日、うちの娘たちが、休みの日を申し合わせ彼の家に遊びに行った際、おみやげにローズヒップティーを持たされて帰って来た。

ティーではなくてジャムだったのだが、あんなに酔っていらっしゃる状況だったのに”ローズヒップ”を思い出してくれたことが嬉しいじゃないですか。

深夜、夫も眠ってしまった後で、”まりこさん?まりちゃん?まりちゃんのローズヒップティーをいただきました。私、飲んでも良いですか?”と問いかけた。

返事はなかった。

レイキを使ってみたが、返答なし。

少し悲しくなった。私が感じられないだけなのか、それとももうまりちゃんが遠いところに行ったのか。後者だったら良いなあ。

すると、そのとき、ポットがかちり!と音を立てた。

ふつふつと急に蒸気をあげている。再沸騰のスイッチなんて押していないのに、いつのまにか、沸かし直してくれていた。

安堵してお茶を入れた。


その夜、ここ数日にしては珍しく深い眠りに落ちた。

こんなによく眠れたのは久しぶりだった。

今度、お墓にローズヒップのジャムの方を持って行こう。

こんなのもあるんですよって、プレゼントしたい。

まりちゃん、ご馳走さまです。
posted by かおる at 13:08| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

謎の老人

とある日の昼下がり。コンビニで。

Fちゃんと一緒にレジに並んでいたら、すぐ前に並んでいるお爺さんのTシャツの背中いっぱいに、猫の写真のアップ発見。大分インパクト強い。

「か、可愛いね。」

「うん、ちょっとビックリしたけど可愛いね。きっと、自分ちの猫ちゃんをプリントしたんだね、これ。」

と、ひそひそ話してしまったら、そのお爺ちゃんが「前にも居るよ。」と振り返り様に胸を張ったのでビックリした。聞えていたことにもビックリしたが、でっかいサングラスをかけた変わった風貌。

そして、そこにはまた別の猫ちゃんのドアップが。

「うちの猫なんだ!」と、黒いサングラスの下で白い歯がぴかーんっ!と光った。

あ、ああ、そうじゃないかと思いました。凄く可愛いですね。

と、Fちゃんと一緒に大笑いしながら答えると、そのお爺ちゃんはさっさと店を出て行った。

しかし、Fちゃんと私がお会計を終らせてコンビニを出たとき、道路の向こう側でまた別のTシャツを広げて「ほら。」と言っている。

え?何?それは何の写真?と言っては道路を渡って近づく私とFちゃん。

このとき、つい数分前までには持っていなかった大きな袋をこの老人が抱えていることに疑問を持っていたのだが。

今度のTシャツはどこかで見た風景の写真。

お爺ちゃんが「ほら。えーと、なんだっけ?ここ?」と言う。「行って撮って来たんだ。」と言うのを聴いてビックリ。

だって、これマチュピチュないじゃないですか?

(腰が曲がっているかなりお爺ちゃんに見えるんですけど・・・。)

「あー、そうそう。それそれ。ははは。」と言って、さっさと歩き出してしまった。← さっきと言い、ほんとに何も相手に求めぬ爽やかなコミュニケーションだな。

たまたま私たちが行く方角もそちらだったので後を歩いていたのだが、これまた驚いた。

見かけはよぼよぼなのに、お爺ちゃんがあっという間に小さくなってしまったからだ。す、凄ーーーい健脚!

そう言えば、さっき、私たちに見せるために広げてくれたTシャツをしまう袋の中に他の衣類が見えた。どうやら洗濯物を自宅に取りに行ってまたこのコンビニの前を通ったと思われるが、凄く早かった。

「ねえねえ・・・。見えなくなって行くんだけど。」

「あのお爺ちゃんがマチュピチュ?」とか会話しているうちに、何だか凄い人だったのかも知れないね・・・・と言い合った。

いや、マチュピチュもビックリだけれど、振り返って「うちの猫なんだ。」と気さくに答えてくれた雰囲気と、店を出たとき、道路の向こう側から私たちに旗を掲げるようにTシャツを広げて立ってニカっ!と笑っていたあのコミカルな様子も全部含めて。

ただそれだけなのだけど、他にも2〜3この街の通りでは面白い人物に出くわした。もうげらげら笑いながら歩いていたよ。
それらも含めて凄い不思議だったよ〜。気が向いたらまた聴いてねん。
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2007年07月11日

人口半分の日

パソの中に溜まった仕事とか電話カウンセリングとか。

でも、引き篭もりは最も得意とするところ。だって家に居さえすれば御飯だって作れちゃうもんねー。

よく「うっそお?!」と言われるのだけど、こう見えてやっぱり好きなのだ、料理はっ。

長女の彼も来ていたし次女もバイトは無いと言っていたので、骨付きチキンを煮込んでカレー作っちゃおう♪

が・・・・・・・、このペアはおしゃれなレストランに出かけるそうだ。

しかも、次女は食べて来たそうだ。がっびょーーーん!

まさか?!と思いきや、夫も飲みに誘われたとかで・・・・・・。

ううううう。と、泣き真似しながら爺チャン&ばあちゃんと食べた。

「何か不服?」と口を揃えて言う老夫婦は迫力あった。
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2007年06月15日

飛んで行け

昨日も寝る前に自己ヒーリング兼遠隔ヒーリング。

12ポジションの全部をやる間は起きている自信が無かったので、胸から始めた。これでせめてお腹や足の付け根までは出来るだろう。

それで初っ端の前胸部に置いた途端、両手が蒸しタオルのように熱くなった。いつもよりずっと熱い。

そして、数分後に、エネルギーが背中に向けてストンと落ちて抜けるのを感じた。よしよし と 思う。

が、胸部を続けた。何かが取れた痕を埋めるように。

結局、胸だけで寝てしまった。

******************

日々が過ぎて行く。

私が初めて会うクライアントさんは、私が相手を知るずっと前から私を”知っている”と自覚して訪れて下さるケースがほとんどだ。

もちろん、このブログが私の全てではないし、書けないことの方がずっと多くとも、少なくとも私の片鱗をご存知の方々だ。

でも、私は初めて知る。

まあ、時々その辺りで失敗が起こることもある。

例えば、相手の方が私のことを何でも知っているかのような錯覚を起こしていらして、初対面から自分の母親だとか友人だとか姉だとか妹のように思われたり「もっとこうしてよ!」となられるとドン引きを隠せないとか。

「私たちずっと一緒に歩いて来たわね。」と初対面で言われて「誰ぇぇぇぇぇー?!」と叫びつつ下がったり。

それでも、ほとんどの場合は良いこと、楽しいこと、嬉しくなることが多い。

カウンセリングやレイキを通してお話を聴かせて貰ったりして、こんなドラマがあったとは!といつも驚いたり心動かされたり。

そして、何故だか、その人の日常や心の中にこのブログや私の存在が関係していたということに驚きを覚える。

そんなふうに読んで下さっていたなんて! とか思ったりして感動してしまう。

何が良かったとか悪かったとかは分からない。

でも、ただ、今思うことは、これまでのように自分に正直にやってこ ということだ。最も、それしか出来ないのだけど。
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2007年06月11日

奇跡の軌跡

もう既に緩解に向かっているクライアントさんのことなのだけど。

ふと思うところあって、今日、当時の彼女のセリフをそのまま口にして見た。

私は小説や映画、そして現実でお付き合いしている人々の言葉をそのまま頭の中で覚えることが多くて、よく友人や家族に「よくそんな言葉まで覚えているねえ。」と言われることがある。

そんな調子で過ぎ去りしの、とあるクライアントさんがカウンセリング中に話してくれたエピソードを口ずさんで見たのだ。

それは長い長い物語だった。

私はこんな家庭に育っていて、母と父の職業は○○で非常に厳格な家庭でした。そして今は結婚して幸せに暮らしてはいるものの、母や兄からこんなことをされています。・・・・・・etc・・・・・毎日ドキドキしてパニックをしょっちゅう起こしていて・・・・etc・・・

と、こんな具合に、当時の彼女が話してくれたことをそっくりそのまま再現して1人で口ずさんで見たのだ。

すると、予想はしていたのだけど、驚くべきことが起こった。

当時の彼女の身体的症状に動悸や激しい指の震え、眼振などがあった。

何と、エピソードを口にして、言葉上だけで彼女になりきろうと試みただけで、今の私にも当時の彼女とそっくりな指の震えやドキドキ感、そわそわ感が表れたのだ。

世界に絶望し、怖くて怖くて、でも治りたくて、しかし、やっぱり怖くて、途方もない無力感。

色んな精神科医やカウンセラーにもかかって来たというのに何年も何十年も良くならないという焦りと絶望感。

相手の言葉を口にして話して見る、再現して見ると言うだけで、途方もない辛さが私の中に起こってきた。

ので、途中で止めた。

ここで気づくのは、タイムスリップして当時を思い起こすと、共感しているつもりだった。歩み寄っていたつもりだったし、自分のことのように考えて受け止めているつもりだった。

しかし、あくまでカウンセラー的立場だった。

”同じ穴にはまるのではなくて、他人だからこそ客観的に言えることもある。”という方針の元に。

それだからこそ、結構なことが言えたし時には指摘も出来た。

けれども、今日、そっくりそのまま彼女に成り切って当時置かれていた状況をあたかも誰かに分かって貰おうとして話してみると、如何に共感出来ていなかったことに気が付いた。

そして、いくら彼女に成り切って喋っていて、そっくりな身体症状まで自然に出て来ているとは言え、こんなときですらやはり「これは彼女の真似」をして話しているだけで、本当は自分の話ではない、自分の身に起こっているわけではないという自覚がある。

ということは、実際に現実にあんな悲惨な状況の中に身を置いていた彼女はどれだけの重圧感にあえいでいたことだろう。

たまたまこのカウンセリングで症状が緩解に向かってくれたから良かったようなものを、

今この心にあるのは間違いなく「ごめん、ちっともって言って良いくらい分かってなかった!」という思いだった。

暫く経って私は当の彼女の側に居た。

なので話した。シェアした。さっき、こんなことをやって見たの。

覚えている?その一番辛かった時代のあなたの言葉を真似して口にして見ただけで指が震えて来たんだよ。
如何にあなたが頑張って来たのか、如何に今のあなたが大ジャンプを遂げて今ここに居るのかが、再確認出来た。

あなたは素晴らしい。

人はその人の立場に立ってみないと分からないことが山ほどあるのだけど、またそれを再確認した。

悪かった。

あなたは私を信じてくれていたけれど、私は今ほど分かっていなかった。聴いていたつもりだったけど、まだまだ聴き切れていないことが多々あった。

だからというわけではないのだけど、やっぱりあなたが遂げた大ジャンプは凄い。

ってことをシェアしたところ、彼女は手を握り返してくれた。

「うん。私、凄い。凄いんだよね。」

ほら、そうして、かつてあの渦中に居たあなたが、今はこうして、自分を褒められたことをしっかり受け止めてくれる。

そうそう。もしも私だったらきっと到底出来なかったことかも知れない。

だからあなたは凄いんだよ。

今日、指の震えと動悸に見舞われて思ったけれど、私が同じ立場だったら克服できたかどうかは怪しいものだ。


で、そんなふうにこの方に対する敬意の念を感じつつ、もう一つの発見。

これからもあたかも録音を再現するかのようにクライアントさんの言葉を1人再現して見よう。これは良い方法だと思う。
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2007年06月09日

くーまんめ

私、携帯メールっていうものがちょっとだけ苦手。

このちょっとだけが、日常度々だと非常にネック。

少し前まで仕事とプライベートの携帯を分けていたのだけど、あっちで鳴ったりこっちで鳴ったりするのでうっとおしくて、とうとう一本化した。

あと、メールで何往復もしそうな用件のときはとっとと電話する対策もあり。

で、夫からメールが来たのでそれにのろのろ返信していたところ、本人から電話がかかって来た。なんだよう!せっかく打ってたのに。かけるならメール打つなようっ。

用件と言えば、自分以上に飲んだくれの友達が酔っ払って帰らないって言っているのだけどどうしよう?とのこと。

そんなもん、置き去りにしてとっとと帰って来い!


と言ったところ、本当に置りにして帰って来たからビックリした。

良いの?

しかし、友人の名前を聞いて安心した。

その人はかれこれ学生時代から何100回と置き去りを食らったが今でも普通に結婚して普通に出社して元気な人だった。
焼き鳥屋のマスターにミルコばりの蹴りを食らっても立ちあがって飲んでいる人だった。

それはともかくとして、私、パソコンの中の仕事早く終らせて寝よう。

そのとき、また携帯メールが。

あー、もう何だって言うの。今度は誰ですか。

くーまんだった。くーまんとは思わなかったのでずっこけた。

くーまんと言うのはソフトバンクの携帯の待ち受け画面に生息しているあれです。

こいつがまた時々メールを打って来るのよね。

「鳴ったでふ!500回目のお電話鳴ったでふ!おでんわぶるぶるで賞、ばっちり賞 〜中略〜 これからもたくさんかかって来たらきっといいことあるでふ。」

そしてトロフィーをくれた。

いらんて。

なんか、むかつく。

あまりにもうざいので、くーまんを消そうと考えた。今日こそ設定を変えよう。

しかし、その時・・・電話が鳴るのであった。さらにしかし、猫なで声で出てしまうは娘からの電話なり。
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2007年06月08日

コップのコッピー

夕べ自宅近くの駅に着いたは午後11時頃。

迎えに来てくれた夫とこれまた自宅近辺のレストランで食べて帰ることとなる。

最近「今晩はあそこに行こうよ!」とか、朝っぱらから誘って来るのは私が友人宅に泊って来ないための防止策らしい。(と言ってもごくたまーーーにしか外泊せーへんのに。)

で、二人で御飯を食べ終わりコンビニに寄ったときのこと。

ビールを両手いーーーっぱいに抱えている夫に鉄拳を食らわせた。「そんなに飲まなくて良い!」

こんな様子を見てまたここの店員さん笑っておられる。(娘と行ったときなんかもっと爆笑しておられた。)

そして無事必要なものだけを持ってレジに到着したその時。

私の耳に左斜め下から「おーい。おー―ーーーーーい。」と小さく小さく、しかし甲高い声がした。

思わずその方向を見下ろすと、おお!わずか10センチ四方にも満たない容器に小魚が詰められて売られているではないか。←前にもよく似たようなことが。。。

初めはメダカかと思ったが、コッピーと名付けられたその魚。

昔からよくあるけれど、”生態圏がこの容器の中で出来あがっていますから蓋を閉めたままで飼えます”とか、”この大きさで充分です”とか言うあれね。

しかし、マリモと共に封じ込められて苦しそうに見えるのは単なる投影だけではなかろうて。現におーい!って呼んでたもん!

「呼んでない。呼んでない。」

両手をコッピーに伸ばしている私の襟ぐりを夫が引っ張るので、しばらく二人無言でバタバタと闘った。

「魚よりビールの本数増やそうじゃないか。」

駄目。苦しそうやん。狭そうやん。

「メダカさんがいるでしょうが!」

メダカさんには話せば分かると思う!

「分からんと思うよ。」

これが人間だったら「とっとと自分で出て来んかい!」って話である。
人間の場合は「助けて出れない。」と言っておきながら、引っ張り出した後でよく見てみると、自分からまた穴に入って「助けて。」と言っていること多々あり。うん。それはご本人がほーーーんとにその狭いところが嫌になるまで待つしかないかも知れんよ。ええ、それをいちいち無理やり引っ張り出していて勝手に疲れたり傷ついていたりしていたは私の勝手。しかしね、でもねー、魚は・・・・。

「分かった。・・・・・・・・・・・・・・・。2匹にしときなさい。」

ありがとう!

私のお金なのに何故に礼を言わねばならぬのか?と少々疑問は残るものの、金色に輝いているメダカ群の中に赤いひれのコッピー2匹。

初めはやはり喧嘩をしていたが、「実はな。」と話したところ、案の定、多勢に無勢を止めて下さった。

「単に餌くれるのか?と思って整列して見上げてるだけだろ。」と言う夫のビールを飲み干して、今日もスッキリ一日が終って行く。
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2007年05月17日

思い切る

昨日からぼちぼち始動。

と言っても、前々からお約束していた電話カウンセリングだけだったけれど。

大丈夫だろうと思ってはいたが、確かに大丈夫だった。もっともっと”生きる”ことをまりこさんに教わったから。

次女もバイトや専門学校、長女は仕事を、他の家族ももちろん動き出している。みんな偉いぞと思ったが帰宅するなりそれぞれがため息をついていた。

告別式の雨に打たれて夫とお義母さんは風邪っぴきだが、それでも「止まると考え込んでしまいそうで。」と始動していたので、それぞれ話を聴いた。

同じ体験だけど、それぞれの思いが違う。けれどもその場に共にいたし、同じく悲しいということで、気持ち的にうんと近くで聴くことが出来た。

棺の蓋を閉めて行くとき周囲の叫ぶような泣き声でお義弟さんの悲鳴以外は聞こえなかったが、あの時、横に居た長女曰く「ずっと、ずっと話しかけていたよ、まりこさんに。」と。

「愛してるよ。愛してるよ。ずっと愛してるよ。ずっとだよ。」

と繰り返し、繰り返し。

それを聴いてまた皆で泣いた。惜しかった。やっぱり悔やまれた。

けれどもまりこさんとお義弟さんがどうしても思い切らなければならない位置に立たされ、乗越えたり乗越えようとしているのだから、私たちも思いを切らなければならない。これを慈しみや優しさに換えて歩かなければならない。

いや、歩きたいと思った。

ぼちぼち行こう。
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2007年05月13日

皆 あなたが好きだった

まりこさんは私と歳が一つしか違わない。

でも、長年闘病生活で苦しんでいた。

まりこさんは、私とは正反対の性格で、凄く女らしくて可愛い人だった。

お盆やお正月、その他親戚一同が集まる席でお酒が入ると、「もうー、この人浮気しているんですうっ!」って叫んでは、夫である義弟さんを突ついてた。それがとっても可愛らしくて、皆で笑った。

まりこさんは、お義父さんの会社に居た人で、それがきっかけでお義弟さんと結ばれた。彼女はとても可愛くて、お義父さんもお義母さんも可愛がっていた。

ある日、宴が終った後、私の部屋まで上がって来て、「ねえねえ、かおるさん。ここだけの話。舅、姑、小姑が居て嫌じゃない?本当は大変なんでしょ?」といたずらっぽく笑った。

いや、それがですね、と私は笑って言った。皆凄く良い人たちなんですよ。はじめはそれが分からなくてよく喧嘩しましたけど、とっても優しい人たちなんですよとと答えたら、その夜のまりこさんは変な顔をして降りて行ってしまった。

それから何年も何年も経ってからガンで再入院していることを聴かされた。何も出来ないもどかしさに心配ばかりが募る日々。

でも、まりこさんは強い人で復活してくれた。

そして再びこの家に来てくれたときに、薬の副作用の辛さを語ってくれた。とってもやせ細っていた。

そしてその時二人になったときには、もう「この家にいて辛くない?」とは訊かなかった。「かおるさんが羨ましかった。」と言った。「媚びないしさあ・・・・。そういうところがむかついていてさ。意地悪したくもなったけど、実は羨ましかったんだよね。私なんか、いつもどうやったら愛されるか?ってそればかり考える人生でさあ・・・。」。

私はそれを聞いてますますもって可愛らしい人だなあと思っていた。でも、やせ細って行くその身体に黒い不安がじわじわと押し寄せて来る。

まりこさんは可愛い人だった。いつもころころと笑っていて、そのくせストレスを溜めやすい性格で、いつも胃痛だとかアトピーに悩まされていた。「これは余計なことばかり考えてしまうからなのよ。」って言っていた。でも、可愛いよ、皆大好きなんだよって言葉は受けとめて貰えなくて。その辺の床に転がって落ちているように見えた。

昨日の午後3時。

これから基礎コースの授業をやろうとするその直前に、まりこさんが永眠したという知らせが入った。

病気の話も聴かされていたから覚悟はしていたはず。私はナースだ。嫌というほど理解していたはず。

でも、「そんな!」と叫んでしまった。

授業は踏ん張った。何とか踏ん張った。

まりこさんは可愛い人だった。若くて美しい人だった。

帰宅して次女が泣いていた。夫も呆然としていて姑さんたち夫婦は先に出発していた。

テーブルの上に、まりこさんから届けられた、本当についこの間届けられた花がおいてあった。母の日の花。まりこさんが送った花が目についたとき、誰もいない居間でとうとう号泣してしまった。
まったく、自分が死にそうって時に。何でこんなことが出来る人なんだろう。

それから何とか落ち付かせて、取り直したとき長女も帰って来て、四人で寄り添った。

皆口々に、私から言わせれば子供のくせに「K叔父さんは大丈夫だろうか?お爺ちゃん、お婆ちゃんは大丈夫だろうか?」って他の家族の心配を口にしていて、私としては、おまえたちが心配。

今までが不思議なくらいで、葬式なんて経験したことのない人生がこの子たちのそれだったから。

「友達は小学校でお父さん亡くしたり中学校でお母さん亡くしたり・・・。あたしは、事の重大性を分かっていなかったな。皆偉いな。」と今度は友達のことを思い出していたり。

頭を撫でた。この世界の誰よりも可愛い二人の頭を。

それがきっかけで、やっと二人が自分のために号泣した。うわーーー!と泣くことが出来た。

けれど、こんなときでさえ、次女は人を笑わせる。

泣きながらも、私の背中をぽんぽん叩いて「あなたこそ大丈夫ですか?大分負のものを背負っていらっしゃいますが。」ととぼけた口調で言って笑わせる。どうして良いやら分からないくらい悲しいくせに。

今何をすべきか?を四人でディスカッションした。夫もショックで呆けていたが、次女に「皆、悲しいのは分かるが父として、少し先を行ってリードして欲しい。」と言われて涙のまま爆笑していた。

そんな次女のことを抱きしめようとしたら、先にお姉ちゃんが「本当におまえが居てくれて良かった。」と抱きしめていた。

さんざん騒いだ後に、三日間、ハードだけれど、しっかりお別れをして来よう。弔いをして来よう。そして沢山お礼を言って来ようということになった。

義母や義父、義弟さんの後にはなるべく誰かが配置して、いつ倒れても支えられるようにしておこうとか。

そして自分たちについては、泣けてしまうときは仕方ないから思い切り泣こうって。

まりこさんは可愛らしい人だった。そして、私たちに、うちの娘たちにも、今この瞬間にも色んなことを教えてくれている。

まりこさん。私の方こそ、羨ましかったんだよ。あなたはこれからもずっとずっと可愛らしくて素敵な人だ。

一夜明け、帰って来て今しばし整理。

そしてまたあなたに会いに行くよ。
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2007年05月05日

そだ

先日、天使のわっかに登録して下さってい方々各位にお知らせメールを送信したのですけど、そのまま返って来てしまったアドレスも多かったので、ここで今一度お知らせを。

リングのシステムを使わせていただいていた大元のウェブリング・ジャパン様が此度閉鎖しました。それに伴い医療従事者のリングだった天使のわっかも閉鎖することにしました。http://www.webring.ne.jp/close.html

このリングで出会った方々、繋がりを持てた方々も多かったですし、タグの貼り付けに苦労して一生懸命貼って下さった方々もいらっしゃいました。

色々と残念だなー、お名残惜しいなあという気持ちもあるのですけれど、ひとまず、ここでお別れを。

大変お世話になりました。沢山方々に今一度ここで感謝をこめて。

ありがとうございました。
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posted by かおる at 21:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月08日

鬼顔だった春の日々

「過ぎたから言うけどね。」

と言う次女に耳を傾けたところ、「3月のお母さんはこれだった。」と、頭に指2本で鬼顔を作られた。目がいっちゃってて、凄く怖い顔。

その顔がおかしくておかしくて、一瞬息が止まるかと思ったのだけど、すぐさま、「そーんなこたぁーないだろう。」と返した。明るく元気に働いてたわさ。

「いーや、月の半分くらいは、あたし、お母さんの部屋に行くのをあきらめた夜があったよ。あと、なんかのDVD観たあと号泣してたでしょ?」

ぬおおおおお。よく察知しているものだと感心した。確かに落ちてたなー。

「あたしも凄く落ちてる日があったんだけど、鬼に話しても鬼の答えが返って来るだろうな〜ぁと思って近づかなかったよ。」

物凄いことを言われているのだけど、なんというか、その言い回しとか、表情がもの凄くおかしいのね、この人。

げっらげら笑ってしまった。


そして、今月もやって来ました。ファシリテーター養成講座の日が。

前の晩、次女にリフレクやって貰いながらそんな話を聴いて笑っていたのだが、「鬼顔になる前に休んでね。頼むよ。」と言われて、「もちろん、もちろん。明日のために今日は早く寝るよ。」と答えてた。

が、携帯が鳴って、思わず出てしまった。しまった!また予約外を取ってしまった。しかも、こんな時間に。

次女は私に軽く拳骨を食らわせて去って行った。


で、本日、今月のファシリテーター養成講座は終了。

その後、カウンセリングが二本あったのだけど、講座の後だったので、「ど、どうしたんですか。なんか、崩れてません?」とご指摘を受けた。

そうなの、そうなの。もう心動き過ぎてボロボロ&頭痛いわー。必ず泣いてしまうからマスカラ落ちてパンダ目ね。(すぐ切り換えるけど。)なんか、気を使わせて申し訳ない。

だが、帰宅すると次女に「あら。今日がその講座じゃなかったの?疲れてるけど、いい顔してるよ。」と。

うん。何となく自分でも分かるような気がする。

アイタタタ!という痛みを知って、母はもっともっと優しくなりたいよ。

「駄目だ、こりゃ。」と、幾つか諦めて来た壁がある。

その先に行く選択を仲間が教えてくれた。

自分の弱さや痛みを優しさに変えるその過程では、もしかしたら、また何度もいっぱいいっぱいになってしまうかも知れないけど、ごめん。鬼顔しちゃうかも知れないけど、ごめん。

「大丈夫。また真似してあげる。」

長女においても、その父においても例外ではないが、皆、MAX&オーバー・ザ・トップで頑張っている時期のことを後から話題にすると、非常におかしい。面白い。
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2007年02月27日

縮図のようなものに振り回される

あれは一昨年の夏だったか。

花屋の店先に透明なコップが幾つか並んでいた。

初めは豪華な花々に気を取られて気がつかなかったが、コップの中には小さなメダカが2匹泳いでいた。

わあ!可愛い!と一瞬思ったが、よくよく見てみると、メダカたちは水面に口をパクパクさせて「可愛いじゃねーよ!てめー!」と必死の形相。

ムシムシと暑い日の夕暮れに、いよいよ持って酸素不足で苦しんでいる模様。辺りを見渡すと、よくお惣菜を入れて売っているような透明のパックの中に入れられてもがいているメダカたちも居た。

これ、売り物?と訊くや否や、花屋さんなのにメダカたちを購入。

それから月日が流れ、小さかったメダカたちは大きくなった。(でも、小さい。)何匹かは死んでしまった。ごめん。遅かったのね。

大きくなって見ると、それは綺麗なレモンイエローで、照明の下を泳ぎ通る時にはキラキラとゴールドに光った。メダカってこんなに綺麗だっけ?

そのうち、グッピーを飼っている友人から「増え過ぎたんで1ペア貰ってくれ。」と言われ、「えー?大丈夫かなあ?」と恐る恐る水槽に入れて見たが特に喧嘩をする様子もなく、皆で仲良く暮らしていた。めでたし、めでたし。

いや、ところがね、今月に入ってからそのグッピーに赤ちゃんが生まれたのだ。

いつものように餌をやろうと近付いたときに気が付いたのだけど、小さな小さな赤ちゃんたちだった。うっわーー、かわゆい!

が、この時も「かわゆいじゃねーよ!よく見ろよ!」と言われた気がしたので、よくよく見てみると、わーん!メダカやグッピーが赤ちゃんたちを追かけ回しているのだ。しかも食おうとしている!

ぎゃー!何てことを!自分の子供だろ!と叫んだものの、そうだ!こんな時は隔離するんだよな、確か!と言うことで慌てて隔離するネットの箱を買って来た。

網で一匹一匹説得しながらの隔離作業。

「大丈夫でちゅからね。少し大きくなるまでの辛抱でちゅよ。」と言いながら救っているので、さぞ、気味が悪かったのだろう。娘に「お母さん、大丈夫?」と声をかけられる。←よく言われる。

そして隔離作業が済んで、さあ、これで安心!と思っていたその時。

水面に糸くずのようなものが見えたので顔を近づけて見て、ビックリ仰天。う、生きてる!なんだ、この糸くずは?

それはグッピーの子供よりさらに5分の1くらいに縮小されたようなメダカの子供だった。

た、大変だ!ということで、今度はそのメダカの赤ちゃんたちを先ほどのグッピーの子供たちの部屋へ隔離。頼みまちゅ。網に入って下しゃい!

はぁはぁぜいぜい言いながら、よし!これで安心!と思いきや・・・、わあああああ!今度はグッピーの赤ちゃんが自分より小さなメダカの赤ちゃんをいじめている!あー、もう、どうしようかな!

自然界のおきてはよく分かった。本能ってもんがあるのもよく分かった。悪気はないんだよね。

でも、そこを何とか仲良くして貰えないもんだろうか?と真面目に体長5ミリほどのグッピーの赤ちゃんに話しかけていたところ、何と、いじめるのを止めてくれた。いったい何故?今のところ、数週間仲良く暮らしてくれている。ほっ。

すると、その時、水槽の壁を小さな小さな2ミリほどの石粒のようなものが通過している。え?何?これ?

よくよく見てみると、それは壁面をいつも掃除してくれている石巻貝の子供だった。が、彼(?)曰く、「いやいや、こちらはおかまいなく。見てご覧。もう何日も前からいっぱい居るよ。誰も襲わん。」とのこと。

この水槽という世界に振り回された数時間にピリオドを打った。いやいや、在るの夏の日、ちょこっとコップのメダカに関わったおかげで、
こうして時々急遽熱帯魚屋に走ったり、水槽に向かって叫んだり話し掛けたりすることになろうとは。

私もかなり危ないと思うのだが、先日、夫が水槽に向かって「おう。みんな、元気?俺は元気。」と話しかけていた時には、真剣に心配した。
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2007年02月02日

勇気

ついついカルテ書きとかメールカウンセリングとか溜め込んでいたので就寝が明け方になった。

でも、仕上げた後は何と心がスッキリすることか。

気持ち良く眠れそうだとベッドに入ったものの、何だか知らないけれど、頭があれこれ考え始めてしまう。

しばし考え込んで気がついた。ああー、また人様の人生に対して解決策を考えていた。おこがましい。

でも、木枯らしが吹き荒れる夕暮れに、身も心も冷え切って訪れた人の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え。

カウンセラーである前に人なので、どうしても何か出来ないか?何か出来ることはないか?と考えてしまう。

しかし、そういう時というのは、自ずと客観性に欠いている。

何か出来ないか?と考えることが悪いと言っているのではない。
ただ、それと同時に無意識が相手のことを無力な存在だと決め付けていないか?ということを危惧し恐れるのだった。

そんなことを考えつつ眠りに落ちたのだけど、ほんの四時間後くらいに電話で起される。

「いたいたー。お茶しないー?」

子供が小学校くらいのときに友達になったママさんだった。朝9時からお茶かよー、何で居るって分かったんだ?と疑問に思ったが毎日のようにお姑さんに「いつ居る?」と訊いていてくれたらしい。

一人かと思ったら三人も居た。本当に久しぶりに訪れたごく近所の喫茶店。

皆それぞれの子供の進路が決まって明るい顔をしている。

その昔は、子供の話題しかしなかった。それがとっかかりだった。

しかし、今では人生について語っている。昔と違うのは時々、お腹が痛くなるほどの大笑いが散りばめられている各自のエピソード。

初めは子供の話題ばかりだった。が、今は自分の一番話したいことを話し合えるようになった。

話が、昔話に及んだので、ふと思い出した。

母親になったばかりの頃、生涯初めての授業参観や保護者会に出向いた頃のことを。

どこのお母さんも皆立派に見えた。自分が凄く場違いなところに居るような気がしていた。何でこんなところに居るんだろう?と視線にさらされてみじめな気分になっていた。

何をしても噂になる。何もしなくとも噂になる。

私がいけないからだ。と、そう思っていた。だって、だって、皆立派なお母さんだもん。

ところが、落ち込むところまで落ち込んだら、ある日を境に、私は開き直った。それぞれの家庭がある。それぞれで良いんだってことに気がついたから。私は私。

おばさんたちってのは声が大きいよね。爆発的な笑い声でハッ!現代に帰って来た。

「どうしたの?」

いや、何故だか昔のことを思い出した。いやあ、あれは西暦1995年あたり。いや、もっと前か。←執念深いなあー。

辛かったわあ。だって、あんたたち、何やっても私のあることないこと噂するんだもん!ふざけんなよ!まったく!って、まだ神経が細かった私はよく泣いてたわあ。

おばさんになったからこそこれが言える。

「神経が細かった人が『ふざけんなよ!』なんて思うかいな。」

「そうよ。おばさんは噂話をするもんよ。いちいち気にすんな。って若かりし日のあなたに伝えといて。」

いやいや、当人たちが言うな。

今では、ちょっと誰かが誰かのことでぐじぐじ言うと「狭い!みみっちい!」とか言える。「あんた、一年前と同じ話しとるわ!」とか。

「うるさい!一人が話し終わってから喋り出せ!」とか言える。(カウンセラーじゃないときの私は極悪非道)

早い話。
その昔は、私自身に、この人たちの前でありのままで居る勇気が無かったと言うだけだ。

自分の弱さ故の出来事をこの人たちのせいにしていただけだ。

夕べ考えていたことの答えが分かった。

ちゃんとした傾聴は、話す人自身にとあることを教える。

それは、人間は無力ではないということだ。

人間には、自分では思いもよらぬほどの力が潜んでいるということだ。

要はそれを信じられるか?信じられないか?にかかっているという、ただそれだけで。

そして人は何か苦しいことがあるときに限って立ち止まり、振り返り、真剣に考え、必ずといって良いほど大きな拾いものをする。自分が持ち上げる力の及ぶものだけを拾って、また歩きだす。

人にはその力がある。

昨晩の木枯らしが止んでポカポカ陽気。

私の道はもちろんのこと、皆の道を照らしていた。
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2007年01月31日

あなたの名

祖母の七回忌で、集まった一同、皆、お経の元に集い手を合わせたのだが、思い出したくもないあの悲しみの日。

しかし、あの葬式の時とはえらい違いだった。

皆明るく和やかだった。お坊さんも凄く面白い人で、お経のあと、ありがたいお話よりもゲラゲラ笑える口上の方が多かった。

澤澄信如・・・と続く祖母の新しい名は六年前に生まれたのだが、今回、私は初めてそれを冷静に詠むことが出来た。何とも美しい名前だった。何故だかほっとした。祖母の眉が綺麗な三日月型になっていて、そっと微笑んでくれているような気がする。

集まっている従兄弟の一人が「かおる姉ちゃん、前ね、そこで○▲×○刑事って言うドラマのロケやっていたんだよ。」と話してくれる。

へー、それは凄いね。

「いや、その撮影の後、TVで観たらさ、○○さんちの家の前に辛子蓮根が並べられててビックリしたよ。いつも置いてねーのに!」

うけた。

しかも、阿蘇山の方で犯人を追跡していたらしいのだが、一つ角を曲がると、もううちの近所だったとのこと。いったいどんだけのワープだよ。

TVっておかしいねえ。でもTVで観ること、TVで言っていることは皆何でもよく本気にするよね。

「おかしいって言えば、道路の真中に”この道!覆面パトカー潜伏中!って立て看板置いてあるけど、言っちまったら覆面の意味ねーじゃん!」

「いや、それだけでドライバーが注意するようになるんじゃない?」

いやいやいや、注意を促すだけだったら尚更覆面でなくとも良いような気がするが。

と、そんな無駄話をしつつ酒を酌み交わす中で、私は気がついていた。

皆が笑う度、ずっと離れたところにある蝋燭の炎が揺ら揺らと揺れていた。皆が爆笑する時には、さらに大きく燃えあがっていた。
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2007年01月10日

騙された

自転車で買い物に出かけたら、道路向こうを歩いている犬が居た。

首輪をつけているので野良ではないと思うのだが。

何故その犬が目についたのかと言うと、何故だか三本足でびっこを引いていたから。

前足だけ浮かして不自由そうに歩いている柴犬(だろう、多分。)。

可愛い。しかし、かわいそう。

自転車で追いつくのは容易なことだった。

でも、傍に行って足の裏を見せて貰うにはドキドキした。酷い怪我だったらどうしよう。骨折してたり、骨が露出していたりしたらどうしよう。この辺で一番近い獣医はどこだっけ?その前に飼い主がその辺に居たらいいな。

ワンちゃんはとても大人しくて、前足の裏側をビクビク覗こうとしている私を優しい目で見ていた。

見た瞬間ドッキ―――ン!とした。肉球のど真ん中が赤くてブヨブヨしている。明らかに周辺の組織とは違う。そこに砂が沢山ついている。肉がえぐれてる?!それとも何か腫瘍か?!

怖いけれど、このままではバイ菌が入ってしまう。

私は「あわわわわ!」とビックリしてその対策に走ったり、ほんの数秒の間、頭の中が大忙しだったのだが、ふと気がついた。

こんなに触られてるのに、あんまり痛くなさそうだな。あんなにびっこ引いていたのに。

冷静によく見ると、それは、肉球にくっ付いているピンク色のガムだった。

・・・・・・・・・・・・。

こんなもん、さっさと取りなはれ。

ピッ!と剥がして自転車に戻り振り替えると、犬がニカッ!と笑ったような気がした。もしかして遊んでた?
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2006年12月01日

多目に回っとります

さあ、常勤としての残り少ない日々を、気を引き締めて行かねばなるまいなあっ!

と思ったのは、先日、カウンセリングのために苦労してお休みを貰ったからってのも手伝っている。

それで、念願の休日をくれた翌日には、さあさあ、私に自由と権利と生き甲斐をくれたこの職場に力を還元せねばっ!と寝る前に誓ったのだ。

そのせいか、初めての失敗パターンを経験した。三交代だの、変則5交代だのって勤務の時間帯がまちまちだと、数年に一回はやっちゃう人も少なくない出勤時間の間違い。

で、これまでの私の場合は、夜勤だと思い込んでいた日が実は遅番だったり日勤だったりしていたのだ。←とどのつまりは遅刻ね。

それが今回は、遅番なのに日勤の時間に出勤してしまったのだ。馬鹿ー。

なーぜなのかしらね。遅刻ではないのに、珍しいパターンなせいか、遅刻してしまった時よりショックよ。ダメージ大きいわ。

ロッカーで「あれ?!今日は遅番じゃないの?」と指摘されても「何言ってんの。日勤だよ。」と言い返していたが、念のためその場で確認して初めて気が付き叫んだのだが、非常に笑われた。

「いつもより多目に回っています!」というパートさんの掛け声。って言うか、何で皆私の勤務覚えているんですか、本人より。

一回家に帰るには時間がギリギリだし、開き直ってリフレクソロジーへ行ってマッサージ。さすがに客は少なかった。

朝、詰所まで上がって気がついたとしたら、もっと大勢の人に知れ渡って恥かしいことになっていただろう。ロッカーで教えて貰っておいてよかったなあーと考えていたのだけど、甘かった。

昼になって出勤した頃には、あれだけの人数、一人残らず私の失態を知っていて誰に会ってもこの話だったよ。

あー、思い出すだけで恥かしい。
恥かしいので内緒にしておいてくださいね。←?
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2006年10月08日

一歩一歩

ああ、今日もハードスケジュールだった。病院で早番やってカウンセリング、レイキヒーリング。

事務所でAちゃんに久しぶりに会ったので嬉しかった。

少し疲れているように感じたので「触らせてくれ。」と強引にレイキを流させて貰ったところ、Aちゃんもウズウズして来たとのこと。極上マッサージをしてくれた。

私は癒し手として自分のメンテは最優先と思い、毎日のように自分にもレイキをあてているのだが、Aちゃんにマッサージされてつくづく思った。

自分一人では浄化しきれない部分も多々あるのだなと。気持ち良かった、気持ち良かった。まさかこんなに凝っていたとは。

背中と肩が軽くなって多謝。

:::::::::::::::::::::

夜半過ぎ、クライエントさんから電話が来て、二人で「悲しいものは悲しいよな。」ってな話を延々としていた。

そしてそれを聴きつつ、彼女が自分の力で自分を癒そうとしている、そして実際に癒されていくステップを一歩一歩踏んでいることを感じて、とってもとっても嬉しかった。

やはり、人は信じてよし。

夜風が肌寒いが、実りの季節だと思う。

東京にはポッカリ大きな月が光輝いていた。
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2006年10月06日

雨の日の電車 / イメージの正体

カウンセリングの帰りの電車の中、一人でボサーーっとしていた。

もうそりゃ何にも考えていない一瞬だったと思う。

ふと我に返って、「あれ?こんなに混んでるのに、何で隣の座席空いてるんだ?」と一瞬思ったりもするが、次の駅が沢山人が降りる駅だと気付いた。皆、進行方向右側のドアを向いてスタンバイしている様子。

そして再びボサー―っとしていた時、人垣を掻き分けて低い位置に子供の姿が現れた。

目が合った。

その子は私の隣の空いているスペースを目掛けて、大人たちの足と足の間を潜り抜け進んで来るので、押しのけられた人、足を掴んで潜り抜けられた人々が迷惑そうに見下ろしている。凄く可愛い顔をした男の子だった。

続いてお母さん現る。

「こら!待ちなさいってば!こら!」

って声を聴いて余計に男の子ははしゃいで進んで、とうとう私の隣のスペースに飛び乗った。

一連のことをボー―っとして見つつ、「ああ、可愛い子だなあ。」と呑気に思っていたが、次の瞬間、彼がスニーカーのまま座席に立ち上がり、小さな手が私の肩を掴む。窓の外を見たかったんだろう。

その瞬間、「か、かわいい!」と言う気持ちと「わあ!座席が汚れる!」という気持ちが同時に浮かび、我に返った私の口が勝手に動いた。

「これ、クック、脱ぎなさい。」

指さした靴は、こーーんなに小さいのに可愛い紐つきスニーカー。でも、私の声はちょっと厳しかったんじゃないだろうか。
電流が走ったように私の顔をハッ!と見て彼は靴を脱ぎ捨てて、「ん?」と言う。多分、これで良いか?と言っているのだろう。

私は「うん。」と頷いたのは良いが、一連の出来事を、追いついて来たお母さんが見下ろしていることに気がついて青くなった。

きょ、きょわい。差し出たこと言ってごめんなさい。

でも、お母さんはニコニコ笑って「ああ、どうもすみません、ありがとうございます。」と言ってその子を抱きかかえ隣に座ってしまった。

その後、恥かしくて気まずーーーーい数十分を過ごすことになったのだが、いくら寝たふりをしても、抱っこされたその子がトントン肩を叩いたり、お母さんが「これー。」と言っても手を出して来る。

そして「はずかちぃの?」と見抜かれて、終いには三人で大笑いした。

私が降りる一駅前でその親子が降りる時には「もう履いてもいい?」と訊かれてしまい、「い、いいよ。」と慌てて答えた。

親子で「バイバイ、ありがとう。」。でも、私はありがとうって言い損ねた。凄く可愛らしくて、ほのぼのと暖かく楽しい一時を貰ったのに。

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先日の催眠療法の授業で、クライエント役をやった時のこと。

セラピスト役の子が、物差し(定規)をクライエントにイメージして貰って催眠の深さを測る試みをしていた。

「0〜100まである目盛りで、100がハッキリ目覚めている状態で、一番下の0が完全にリラックスした状態。あなたは今、目盛りで言うと幾つくらいの状態ですか?」

その時、目を閉じると透明の筒状の物差しが浮かんで来て、何故だか目盛りはボール型でふわふわ浮いている。
そのボールがドンドン下がっていってゼロ以下に沈んで止まった。その器械の一番底で止まっているので、もう見えない。

私は目盛りより下、ゼロより下だから球状のものは、もう見えないと答えた。

「え?球?」と相手も少し驚いていて、終わった後のシェアでも、何で物差しって言われているのに、あんな器械が浮かんだんだろう?と不思議だった。

そして、何故に目盛りが球なのか?

その日はとうとう分からなかったが、今日気がついた。

私は、自分のイメージの元になったものを見つけて、一人で笑ってしまった。

日常で、普通ーーーに見るもの。毎日触るもの。これだ。

私は、酸素の流量計に、これまでにない親しみを覚えつつ、手入れをしていた。
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2006年10月04日

前日の午後3時まで普通に会話をしていた人が翌朝出勤して見ると居ない。

よくあることだ。

どうして本調子じゃないのにお風呂に入りたいなんて言うの?お風呂は消えてなくなるわけじゃないよ。

今日じゃなくても良いんじゃない?入浴も真っ青なほど、本当に綺麗に清拭してあげるってば。張り切っているんだよ、皆。

私は嫌な予感がしているから、そんなふうに少し慌ててしまう。
これまでにも何度か、幾人かの人相手にこんなやり取りをしたことがある。

「今日じゃないといけないんだよ。俺が言っていることは後で分かるよ。」

主治医の許可を得て、ストレッチャ―で器械浴へ運ばれていく彼の顔が「勝った♪」と満面の笑顔。すれ違う私に見せた元気いっぱいのピース。

そして私は翌朝、お知らせを聴いて悲しい安堵に陥る。やっぱり、やっぱり・・と。

今日はオペが四件か。四件か。四件しっかりやらなくちゃね。切り換えて。そう、切り換えて。

一人で一番に降りたオペ室でカチャカチャと器械の準備をする。

あるとき、流しているBGMが止まったので手袋をはずして顔を近付けると耳元で声がした。

「そんなに俺の名前を呼んでくれるな。」と。
「旅立ってしばらくは色々とあるんだから、そうそうしょっちゅう呼び止められては進まないんだ。」。

顔をあげてハッとする。最後に「ははは。。。」と聴こえた。何か言った後に必ず照れたような笑い。親しんだ笑い。

呼んでた?私、そんなにしょっちゅう呼んでた?

が、私が準備の手を中断したその場は、あくまで無声音の世界だった。

そうか。
何か分からないけれど、今ごろ色々とやることがあって「なんだよ、面倒くせえな!俺はしばらく何もしたくないよ。今までずいぶん頑張ったんだから。」と誰かに文句を言っているかも知れない。そして「ハハハ。」と、いつもの癖。

けれども、そこでも、何となく憎めなくて、周囲の人々はこみあげる笑いを押え切れなくて、彼に「もう一息だから。」と宥めすかせつつも導いてくれているかも知れない。
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posted by かおる at 12:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする